インターンは「参加すること」よりも、「何を確かめに行くか」と「参加後にどう言語化するか」が大切です。参加数を増やしても、振り返りがなければ志望動機にはつながりません。探す、選ぶ、応募する、参加する、振り返る。この5ステップで進めます。
この記事でわかること:
- インターン参加までの5ステップ
- 短期・長期・オープンカンパニーの選び方
- 参加後の経験を企業研究・志望動機に変える方法
結論:インターン参加は5ステップで進める
インターン参加法は、次の5ステップです。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1. 目的を決める | 業界理解、職種理解、選考練習、実務経験のどれかを選ぶ |
| 2. 探す | 就活サイト、企業採用ページ、大学キャリアセンターで探す |
| 3. 選ぶ | 期間、内容、選考有無、学業との両立で比較する |
| 4. 応募する | 応募理由、自己PR、締切、提出物を確認する |
| 5. 振り返る | 参加後メモを企業研究・志望動機に変換する |
最初に目的を決める理由は、同じ「インターン」でも中身が違うからです。1日で会社説明に近いものもあれば、数日かけてグループワークをするもの、数か月の実務経験を積む長期インターンもあります。目的が曖昧だと、参加後に「楽しかった」で終わります。
まずは、「この企業を受けるため」ではなく「何を知りたいか」で考えます。業界の違いを知りたいのか、営業や企画など職種を知りたいのか、ESや面接に慣れたいのか。目的が決まると、応募するプログラムも選びやすくなります。
インターンの種類をざっくり分ける
インターン関連の名称は多く、年度や企業によって表現も変わります。細かい呼び方より、参加目的で分けて理解しましょう。
| 種類 | 向いている目的 |
|---|---|
| オープン・カンパニー型 | 会社概要、事業、社員の雰囲気を短時間で知る |
| 短期インターン | 業界・職種理解、グループワーク、選考体験 |
| 長期インターン | 実務経験、職種理解、働き方の確認 |
| 学内・大学経由プログラム | 安心して初参加したい、大学の支援を受けたい |
採用にどうつながるかは、企業と年度で異なります。一定条件を満たすインターンの情報を採用活動に活用する動きはありますが、すべてのインターンが本選考直結ではありません。募集ページに「選考に関係する」「本選考案内あり」「関係しない」などの記載がないか確認してください。
不明な場合は、企業の採用ページか大学キャリアセンターに確認します。SNSの体験談だけで判断しないことが大切です。
インターンの探し方
探し方は大きく4つあります。
- 就活サイトで探す
- 企業採用ページで探す
- 大学キャリアセンターで探す
- 口コミ・先輩情報を補助的に見る
就活サイトは一覧性が高く、締切管理に便利です。企業採用ページは最終確認に使います。大学キャリアセンターは、学内説明会、大学推薦、地域企業、卒業生情報を確認できる場合があります。
探すときは、知名度だけで選ばないでください。人気企業のインターンは選考倍率が高く、落ちることもあります。落ちた経験も練習になりますが、すべてを人気企業だけにすると比較材料が偏ります。大手、準大手、地域企業、成長企業を混ぜて探すと、働き方の違いが見えます。
業界研究のやり方で業界の広げ方を確認し、気になる企業が出てきたら企業研究のやり方で採用ページや事業内容を見ます。
選び方は「参加目的」と「負担」で決める
インターンは、参加できるなら何でもよいわけではありません。学業、アルバイト、体調、本選考準備とのバランスを見ます。
| 見る項目 | 確認すること |
|---|---|
| 期間 | 1日、数日、数週間、長期のどれか |
| 内容 | 説明中心、職場体験、グループワーク、実務 |
| 選考 | ES、適性検査、面接があるか |
| 形式 | 対面、オンライン、混合 |
| 目的との一致 | 知りたいことが確かめられるか |
たとえば、初めて参加するなら、説明中心や短期プログラムで雰囲気を知るのもよい選択です。職種を深く知りたいなら、社員との座談会や実務体験があるものを選びます。長期インターンは実務経験が得られる一方、時間の負担が大きいので、学業と本選考準備に影響しないか確認してください。
「内定に近そうだから」だけで選ぶと、参加後に自分の学びが残りません。参加前に、知りたいことを1つ書いてから応募します。
応募前に準備するもの
インターン応募では、ES、応募理由、自己PR、適性検査、面接が求められることがあります。すべての企業で必要なわけではありませんが、次の3つは先に用意しておくと楽です。
- 応募理由の1文
- 自己PRの素材
- 参加して確認したい質問
応募理由は、企業への熱意だけでなく、参加目的を入れます。
例:
貴社の法人向け営業が、顧客の課題をどのように聞き取り提案につなげているのかを理解したいと考え、応募しました。大学のゼミで地域店舗の集客施策を調べた経験から、相手の課題に合わせて提案を組み立てる仕事に関心があります。
この例のポイントは、知りたいことと自分の経験がつながっていることです。「成長したい」「学びたい」だけでは、どの企業にも言える文章になります。
自己PRの作り方が止まっている人は、先に自己分析のやり方で経験を洗い出してください。応募理由は、自己分析の材料があるほど書きやすくなります。